オペレーション・マネージメント①②③
午後は、更に独特ムードのM尾(博)先生。 その人柄は既に、テーマPJで体験済み。
この授業は、K大授業の名物の一つとの話。
既に、英語のケースの宿題を3本投げて頂いています。 確かにこれまでの授業で
HBRの英文ケースは、M品先生の時に少々ありましたが、以降は特に体験してなかったので、きっちり(可能な限り?!)読んでから授業に参加しなくては!
(あくまでも、つもり。 自身の読み込みレベルは低い。。)
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◉ SCMの枠組み
1. SCMとは?
・SCM [定義] :サプライチェーンに含まれる全ての、あるいは主要な
ビジネス・プロセスを統合的に管理すること (分散的ではない!)
過去は分散的だった時代もあった。 でも今はビジネス・プロセスを上手く設計し、
ITを使えば統合的な管理ができるようになった。
・ビジネスプロセス[定義] :インプットを顧客に価値のあるようなアウトプットに
変換する一連のステップ
・SCMにおける統合管理の重要点
「大規模」になると見えにくくなる…
「(地震などの)不確実性」になると見えにくくなる…
⇒ 最大の情報と意思決定を、共有・一元化すること!= 統合化(レベルあるけど)
・プロセスの能力:企業のケーパビリティとは、その企業のプロセスの能力
なので、サプライチェーンの構造を変えるのは難しいけど、模倣されにくい
・戦略的評価軸 :企業のケーパビリティをどうやって測るか?
① Agility(機動力) :いかに迅速に、臨機応変にできるか?
② Flexibility(可変性) :いかに状況自体を変える能力を持つか?
③ Adaptability(改善能力) :いかに、ある状態を改善する能力を持つか?
④ Alignment (ベクトルあわせ) :いかに構成員の目標・動機付けを合わせられるか?
・ 整合性と絞込み
Fit(整合性)= 顧客,商品,プロセス のどれで絞り込むか。 絞り込むと整合性が出る。
◉(絞り込みの)事例:DEL
・在庫コスト を絞る。 ex 商品寿命は6〜24ヶ月。 需要は不確実。 死に在庫のコストは高い
・顧客のセグメンテーション により、
→ 在庫保持コストをおさえる、価値喪失の減少
→ 一次的機会損失の増大(のろまセグメントは切り捨てる)これでOK!と割切る
◉プロセスフロー分析
在庫とサイクルタイムの関係 WIP = λ × CT
WIP = 平均仕掛り在庫数
CT = サイクルタイム (リードタイム)
λ = 平均通過 レート
先生アドバイス: 練習問題をやって、感覚を付けるしかない。
(→ 要は、某社 K◯Mの ピッチの考えと同じと考えれば難しくない)
WIP = 車の工場内 滞留数
CT = ステージ数 または 工場 滞留期間
λ = ピッチ 4car / 5 days
◉ サービス オペレーションマネージメント
・なぜ、Labor が安いのか? Foodが、Beverage Costが安いのか?
・そして、なぜ Benihana が高収益なのか? → プロセスに注目。
↓ Benihana の プロセスマッピング
・各ステージは、基本8人 が食事する。 45〜60 分で終わらせられるように
各タクト割りメニューまたは設備を投入する。
⇒ 緻密に計算された、プロセスマッピングを構築している!
(これを最初にBenihanaが発明して、実践していたとしたら、まさに驚き)
・どういうものへのサービスなのか?
Who is the customer? / What is the product? / How is the process set up?
見えるもの と 見えないもの tangible and intangibleの設計
・ものづくり(=工業製品) と違うこととして…
サービスコンセプト <SHIP と覚える!>
◆Simaltaneity (同時性) :同時並行のサービス (作り溜めでスグだす、在庫する)
◆Heterogeneity (異質性) :同じことしても、相手にとっては異なってみえる
◆Intangibility (無形性) :触れない、無形のサービス
◆Perishability (腐敗性) :腐らない、在庫できない(使われないホテルの空部屋)
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本日の授業は、今週は体力(寝)不足でヘロヘロ。 時々コーヒー、チョコ、エナジードリンクを投入しながらとなってしまいました。 そもそも、体力が無さ過ぎる。
超久しぶりにノンアルコールで帰宅したので、明日は朝起きて 走ります!
この本、高価。。 お財布が。。