シャオの登頂記

神戸でのMBA生活も修了し、今度はUS-NYへ赴任することに。英語が苦手なManagerは生き残れるのか… 関わっている多くの方と、いつかの自分のために、もがき続ける?!姿を記録します

ケースプロジェクト 審査会

4ヶ月の集大成とも言えるべき、ケースプロジェクトの審査会が終わりました。 
結果は12チーム中 8位タイという惨敗。自身の思いとしても「奇跡は起こらず」
といった所でしょうか。
 
心身ともに疲れが残りましたが、ひとつひとつ反省し経験を次につなげるしかない。
そのためにMBAへ来ているので。。まずは書く(PC ですが)ことから取り戻します。
 
※本日の各チーム発表についてのメモは、自身のコメント、各先生からの評価を
まとめるべきですが、恥ずかしながら始まる前は発表準備 & 終わってからは放心状態
にあり、ほとんど手が動かなかった… 不適当な内容になっています。。
 
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M:内容メモ E: 評価メモ
 S:リフラグメンテーションの終焉、成熟化 、当たり前からの脱却
 E:ケースを掘り切れていない
● アイスタイル
 S:売り手にも有効な場(安売りの場 ✕) 、普遍化として”じゃらん”を引合いに
 E:アンケート良 、リフラグメンテーションのケースとして適切
● シーラボ
 S:  オールインワン商品による破壊的イノベーション
 E:  この事例は破壊的イノベーションではない。(顧客が欲しいとは思わない商品なら◯)
● 日本コルマー
 S: KING of CMS として提案型営業、NB工場閉鎖の受け皿
 E: Refragmentationを説明するに、独自の視点と分かりやすい展開
    OEMへの見積りを取るという発想 が良かった。
● サティス
 S: OEM 商品説明
 E: コルマーとの比較、ケースを愛してしまった展開
MUJI … 別途。
● LUSH
 S: プレジを使ったおもしろいプレゼン。
 E: 面白かったが、Refragmentationの説明になっていない。
● 東洋ビューティー 
 S: OEMの第2位として
 E: 淡々と明確な指摘
● ロクシタン
 S:外資、香りをつかった化粧品
 E:ケースを愛してしまったタイプ
● 岩瀬コスファ
 S:商社でありながら、OEMの企業を含めた包括提案
 E:上流からも下流からも参入がしにくいポジションを築いたケース◎
● ロート
 S:  マツキヨからの分析 
   E: (あまり内容ないけど)単純におもしろい
● ネイルズ
 S: ネイルは化粧品と同じ視点で生まれた
 E: 評価割れる。◯ 新たな視点 ✕ 評価に値しない‥
 
無印良品 への講評
● M矢先生
     最初から最後手前まで、気持ち悪いプレゼンだと感じながら聞いていた。
     最後のまとめが、面白かったので4点にした。
● H田先生
     M矢先生の逆、最後のまとめ方が良くない。De-segmentationというのが
     全く分からない。 なので2点にした。
● H野先生
     化粧品屋でない無印の個性が引き出せていない。インタビュー◯ なので3点
● O川先生
     首題のリサーチクエスチョンに応えていない。社会人MBAならではの主張を
     期待していたが、それが「ついで買い」というのでは面白くない。
● S木先生
     他のチームにないケース選択は◯、De-segmentation を説明仕切れていない
● M品先生
     首題(De-segmentation)を立ち上げておいて、積み上げによる説明がない。
     感性的な発表になってしまっている。価値観の多様化ということが良く言われるが
     多様化をしている人が特定のブランドの商品を買うだろうか?
 
■ 全体総括
● H野先生
 制度改訂に注目したチームを高得点にした。化粧品は制度的環境に大きな影響を受けた。
 資生堂はなぜ改革が出来ないのか、そこに触れたチームが無かったのが残念
● O川先生
 今回のケースプロジェクトは、企業選定で大きな差が出るテーマだったと言える
 今回はOEMを良い会社としたチームが多いが、自身の業務に照らし合わせると悪魔にもなる。
●M矢先生
 今回はロジカルに説明が出来ていたかで採点を決めた。ロジカルな考え方は陳腐化しない。
 先生によって評価が分かれることを、素直に理解できる人はロジカルな考え方を得ている。
 我々が知らないことは多い。WhatでもHowでもなく、Whyの問いが我々が学ぶべき部分。
 チーム発表の内容を自己否定してみるべきだった。それでも残る含意はなにか。
 PPTの後ろからさかのぼってみた場合、ストーリーがつながるか。(それが論文につながる)
●S木先生
 今回の採点はテーマとケースを、きちんと説明できていたかを見た。
 まず、テーマのRe-fragmentationを定義できているかが、チェックポイントとした。
 今回のテーマはPorterの 5forcesで説明できるのではないだろうか。
●M品先生
 1つの業界から、兆候または普遍性を得るためには、もう少し廻りを見る必要がある。
 何の波なのか?外部影響をみたら、次は内部影響も見る。
 外資化粧品:ロレアル または エスティーローダーは、日本のNBが超えられなかった
 ハードルを越えた。 この差はなにか?
 今回のテーマプロジェクトで得るのは、自分が出来ていないことを理解すること。
 社外でのことを、どれだけやったで得る教訓は大きい。
 
 
■順位
金賞: 岩瀬コスファ
銀賞: 日本コルマー
銅賞: アイスタイル、東洋ビューティー
 

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1週間後までに、内省レポートも仕上げる必要がある。他にも宿題がチラホラ… 
 
このブログも含め、学びのスタイルの立直しが必要そうです。
勉強が付け焼刃になってしまってる。 このままでは、時間に押し流されるだけで
何も残らないMBA生活になってしまう。M矢先生の言っていた、陳腐化しない技術を学び、
残していくことが自身には必要だと実感。 一旦、初心に戻らなくてはなりません。。
まずは、朝 早く起きて、アウトプットを作る生活スタイルから取り戻します。
 
・・・内省、省察。
 
 

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