シャオの登頂記

神戸でのMBA生活も修了し、今度はUS-NYへ赴任することに。英語が苦手なManagerは生き残れるのか… 関わっている多くの方と、いつかの自分のために、もがき続ける?!姿を記録します

PMI-Day プロジェクトマネジメント最前線

講師:神庭PMI 日本支部 会長
 

■ 迫る、世界市場対応と企業改革 (守るだけでは生き残れない!)

 
グローバル化:素材製造の60%、機械製造の75%が海外展開済み
・データセンターは、中国など他のアジア国内へ移転が進んでいる
・日本のシステムの品質:高 ⇒ もしかして… 過剰品質ではないか
・世界のPM:日本は品質。 世界の多くのPMは、スピードを優先
・企業の投資先は、インフラ(IT)は少 ⇒ 戦略開発事業に大
 
■ 企業が変わればPJ、PMの役割も変わる
・Change Management: (変更点管理ではなく) 企業が変革を起こす流れを管理
・電機メーカー;製品ポートフォリオを変えないといけない状況
・売れるものは何か? 顧客に聞いてもわからない。 誰が決めるのか‥ 鶏と卵
・スマートHEMS:要件は現場に聞かない⇒ 戦略は現場で作るものではない
Management Frameworkの理解 
・担当メンバーの創造的思考、検討の深さが勝敗を決める
・指揮官的リーダーの終焉、支援型リーダーへの注目(火を付ける) サーバント・リーダーシップ
・人口構造:50年後 縮小のスリ鉢傾向
・若者老人、男性女性、外国人、どれだけフェアーに付き合えるか
 
■ PJの何が代わり、どう対応するのか?
・PMのマネジメント実務 と 実務担当の標準は 別である。
・PJは差別化されていく ⇒ ただし、フレームワークは共通化されていくべき
・自身の経験にないことに取り組む際、整理し具体化するフレームワークが必要
・抽象化・一般化する ⇒ 分析評価 ⇒ 現場へ再投入
 
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ほぼMBAや本での知識を超えての内容は無かったが、大きく違ったのはプロジェクトを通じて組織や経営を考えるという視点が、自身の抱える(考える)方向性に近いので
聴きやすいし、共感できた。
 
今回のまとめは、様々な課題に対処していくためには、実務の積み重ねだけは足りず
むしろ、共通かつ多数のフレームワークが必要。 PMBOKもその一つ