シャオの登頂記

神戸でのMBA生活も修了し、今度はUS-NYへ赴任することに。英語が苦手なManagerは生き残れるのか… 関わっている多くの方と、いつかの自分のために、もがき続ける?!姿を記録します

医療マネジメント①②

全く異分野、遠すぎるけど、勇気を出して・・・ 医療マネジメント!
 
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■ 本講義のデザイン
狙い:医療マネジメントという枠組みの中で、今回学ぶツールをもとに
ケースを分析し、マネジメント・コントロールを俯瞰し、理解を深める。
また、他のプロフェッショナル経営にも役立てることも狙う
 
フロー:
医療組織にをうまく管理する必要性が出た 
→ 管理ツールの導入を検討した
→ でも導入してもうまく行かない:なぜか? どうすれば?
⇒ マネジメント・コントロール(経営管理)の視点から考慮する
ただし医療組織の独自性 に配慮が必要
ポイントは、管理システムをデザインする時に
      定量的視点・定性的視点の両面から捉える
  
■ 病院を取り巻く環境
<日本>
 出来高払い制度 → 包括支払い制度に 移行 (まだマシ?!)
<米国>
 政府からの一定額前払いの包括支払い制度+民間の保険会社(受診病院の指定)
 ポーター:競争する種類が間違っている (大企業から中小へのコストの付け替え)
       ⇒アウトカム:成果に基づく競争/報酬にするべき
<英国>
サッチャー:NHS改革で医療全体の量を減らす。病院は患者の量を減らすことへ
ブレア  :スタッフの充実、待機時間の縮減 ⇒ 質は向上 財政のバランス
 
■ 「導入」の研究
導入はそもそも容易でない(個人が理解し納得しないとアクションに結びつかない
導入を促進・阻害する要因は何か? 外部、技術的、組織プロセス などなど
 
■ 非営利組織としての医療組織
非営利組織 : 一義的な定義なし、ドラッカー:社会的ミッションの達成
管理システムの視点:利益指標の欠如 、ガバナンスの違い(株主なし) など
管理会計:成果測定は難しい〜
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意外にも?この医療マネジメントで、「サイモンズの4つのレバー」に再会。
夜の9:20からこの話を聞いて、頭がグラグラ興奮させられるとは思わなかった…!
今回の先生の話は、ハードとソフトで4つのレバーを…という話で使っていたが
過去の読書ノートを久しぶりに復習した。(改めて難しいけど、また深めたい1冊)
 

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