グローバルマーケティング 6/5
本日はクラスメートの投稿から知った、大学のグッドプラクティスセミナー
(産学連携を目的)に参加してきました。 今週、来週山場の準備で忙しいのに
梅田まで出かけるには勇気がいりましたが、ケースPJのフンづまり感を払拭するため
何かを得て帰らねば、無駄足に・・・
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講義:新興国市場を開拓し、グローバル競争に勝抜くための戦略とマーケティング
講師:神戸大 経営学研究科 黄 磷 教授
■グローバル・マーケティングを学ぶ必要性
グローバル市場で戦う相手は地場の企業ではなく、多彩な国の企業との戦いになる!
本日の内容:
1「グローバル・マーケティング」と「グローバル・ネットワーク」という概念
2 ビジネスシステムの視点から見た企業のグローバル競争力
3 日本、韓国、中国 企業の比較
4 日本企業がいかにグローバル競争力を向上させるか
■ グローバル・マーケティングとは ⇒ 世界規模の市場行動
・効率性の達成
・市場への柔軟な適応
・技術変化への俊敏な反応
・イノベーションの促進と共有
どの様な企業か?
国内専門企業でも価値の創造と獲得のイノベーションを起こしている企業
地球規模に自社技術を展開する → 物流チャネルを築ける企業
グローバル消費者に対応できる企業
日本とアジアの状況は?
日本の対外貿易は、アジア内で双方向貿易が増える傾向にあり、今後も続く
政治トレンド<短い>と経済トレンド<長い>は異なる
米国輸入量は 日本<中国であり、中国の輸出入は相手と比率はバランス良い
■ 日本企業の海外進出の動機
1位:イヤイヤ 消極的
2位:コストが見合わないから
中小企業が海外にでる理由は? 経営者のロマン
市場の獲得と資源の獲得(ヒトカネモノ)
日本全体として、2002年頃から節目 風向きが変わる <← 何があった?>
■ 日本のグローバル展開手法 →日本国内中心から抜け切れない
・マザーファクトリーは日本
・設計も日本 …
⇒ 製造業のパラダイム サービス業ならば可能性あり
参考:日本の六重苦 → 安倍政権になってから聞かない… 根本は変わったか?
円高
高い法人税率
自由貿易協定への対応の遅れ
製造業の派遣禁止などの労働規制
環境規制の強化▽電力不足
グローバル展開に見込みがある事例は? :介護
■ 企業のグローバル・ネットワークとは
国際経営の本質:ボーダーレス VS ボーダーフル どちらなのか?
☆ ボーダーフルとは
マクロ的な見方で、人や文化の自由な移動、重なりあい
参考: ボーダレスとボーダフルの使い分け
これからの日本企業が持つべきネットワークは?
⇒日本企業が持つl多彩な企業間関係と組織形態を活用する
市場取引 ← ーーー 真ん中 ーーーー → 内部組織
企業形態のドコを狙うと一番うまくいくか、を研究する
■ 日本企業 VS サムソン
日本の電機企業の足し算、トヨタでも 負ける→ どう説明するか?
・韓国企業のスピート経営 → オーナー企業の方が成功比率が高い
● スピート事業プラン 研究〜 開発 〜 製品化 のスピート
● リバースエンジニアリング (昔はあった)
・グローバル人材の活用ができない企業(外国人がいるチーム VS いないチーム)
●人脈造り → 個人でなく、全社管理体制とする関係網の構築
■ 中国企業のビジネス特徴
・日本でも中国企業の影がチラホラ 新興国に出ているわけではない
・後発企業、中国での成功事例 Renovo
・日米企業とも異なる企業文化
■ 日本企業のグローバル競争力を向上させるためには <まとめ>
・スピードと柔軟性の獲得
・グローバル人材の育成と活用、 現地多様性への理解
・コンテキストの共有:システム/ネットワークの埋め込み性
→ データ/情報/知識/知恵 を 違う領域でも使えるようにする
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自分の中で、日本企業に必要なのは「スピード経営」とひらめきを感じていました。
これは暫くこのネタを色々な授業で使おう♪と考えていたのに・・・
これは暫くこのネタを色々な授業で使おう♪と考えていたのに・・・
韓国企業が、とっくに実現しており、経営学のなかでは当然の模様。
無知とは”本当に恥ずかしい”と、思い知らされました。 ガッカリ。。