テクノロジーマネジメント⑩⑪⑫
本日、MOT 第4回目
facebookでT木さんより「授業を充実させたい」提案があり、皆が意見を
出し合って臨んだ日でした。先生も、授業を(少し?!)工夫してくれており
生徒側もダラダラ討議しない感じが出ていて、前回から大幅に充実した
授業でした。
今週は、金曜日なし + 土曜日午前中なし ということもあり体力が残っていた
ので飲んでしまった。。 T木さん、M岡さん と夜明けの海を… 疲れた。
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テーマ:製品開発組織の構造とプロセス
必読文献: MOT[技術経営入門] 延岡健太郎 第7、8、9章
参考文献:イノベーションと「説得」
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■ 前回レポートの振り返り
多角化タイプ (どういう派生をするか?)
・本業中心、関連分野型 (さらに、集中型 /拡散型 に別れる)
・垂直統合型
・非関連分野型 → 転地
事業の関連性 (何を基に多角化するか?)
・技術 … コア技術、関連性
・市場 … チャネル、提供価値の補完
多角化のポイント
・4Cを見失わない
・顧客価値 に向けて多角化する (価値創造と価値獲得)
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■ 製品開発組織の構造
・分化と統合を行う組織デザインは、最善の手法はない(製品の特性次第)
・マトリックス型組織の中で、プロジェクト重視 or 機能重視 か
(以降、PMBOK の エリアとかぶるの割愛)
■ プロセス管理の適合性
・組織形成、用途形成、市場形成 が・・・
できている = インクリメンタル イノベーション
できてない = ラディカル イノベーション
・ステージゲード法 (PMBOK:フェーズの終結、出口)
・製品開発プロセスの王道
① 初期から成功率100%を狙わない
② 成功率を上げる追求をする (思い込み、失敗から学ぶ)
③ トライの確率を上げて、成功回数を増やす
⇒ 現実は概念通りには行かない。 (S社 新事業 立ちあげ担当の Iさんの話)
・なんどもトライをする、お金も時間もない
・新規事業なので、どこまでを絞る基準がない(うれるか、なんて誰もわからない)
・誰が決めるのか (担当か、コンサルか、社長か)
■ 製品開発のスピード
コンカレントエンジニアリング
フロントローディング
コ・ロケーション
ITの活用
※ 教科書と同じ内容なので、割愛 ※
<番外>
■ レポートの書き方
・Aの方が良い →展開 だけではNG
・Bの方が何故だめなのかに言及する必要がある
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「製品開発、新事業を成功させるには何が必要か?」 について、
授業後(飲みの場)で、Z社 Uさんと議論になった。(私が振ってしまったのですが)
Uさん: 経験(修羅場)のみが、成功の源だ。 (事業)観は経験でしか得られない
自分: 経験 + 知識 であり、KKDに頼っていては成功率が下がる
相手は100戦練磨の経験と結果を出してきた、優良企業の取締役。自分が上手に説明
できなかったこともあり最後まで平行線でしたが、世界中のPJの経験値を集約した
知識体系(PMBOK)がせっかくあるのだから、特にPJに望む若手は学ぶべき
(ピンチに時の手掛かりになる)。 経験は間違いなく大切、でもそれだけでは
成功の可能性を上げるために、今できる努力をしていないと言えるのでないか。
MBAに通う我々は、知識(過去)から学ぶことが大切なのは良く知っているはず。
後で考えると、食い違いは当然かもしれない。Uさんはプロジェクトの観点ではなく
事業というより経営の観点から話をしている、自分は目の前のプロジェクトを成功
させる観点から話をしている。
相手の立場やなぜ相手が、そう話すのかを考える力が自分に足りません。
Uさんに感謝です。