シャオの登頂記

神戸でのMBA生活も修了し、今度はUS-NYへ赴任することに。英語が苦手なManagerは生き残れるのか… 関わっている多くの方と、いつかの自分のために、もがき続ける?!姿を記録します

テクノロジーマネジメント④⑤⑥

昼飯を取ろうと、いつものように学食の麺コーナーに並んでいたら
M岡先輩が走ってきて自身の担当の電車が米国で脱線事故を起こした
と聞き、パニック×2  正直、午後は集中できずが。。
 
<気を取り直して>
 

本日、MOT 2回戦。

授業の内容(教科書)だけを学ぶだけではMBAじゃないでしょ?! と思い
レポート交換をFBで呼びかけてみたところ、6人中5人がコピーを
持参してくれて、交換し合あうことができました。
(皆にスルーされたらどうしようか心配でしたが、感謝)
 
今更ながら、M品先生の授業の偉大さが浮き彫りになりつつありますが
今週の主な内容です。
 
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必読文献: MOT[技術経営入門] 延岡健太郎
参考文献: 日本のもの造り哲学 藤本隆宏
 
 ※今回のテーマは製品(の設計思想)であり、組織や製造にもアーキテクチャ
 概念が当てはまるが、別けて考える必要あり<要注意>
 
・製品アーキテクチャ はモジュラー型とアーキテクチャ型に分類され、その
 インターフェース共有度をオープンとクローズド で示す
 (下記表は、今回授業の重要ポイントとして)

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・100% モジュール⇔インテグラルに別れることはない。必ず何かしらで
逆の要素を持ちあわせている。 この区分けは度合いを示している
 

■ グループ討議:日本企業が追うべきはモジュール?インテグラル?又はミックス?

 
<主なコメント> 
⇒ 殆どが、ミックスと回答   (前述の通り100%はないとしたら、当然か‥)
 
インテグラルで独自性を図り
 歴史的 Relationship→ 発展的 Relationshipを作り上げる、独自パッケージを作る  
・各要素のデメリット
  インテグラル :コスト&スピード
  モジュール  :プラットフォームリーダーなれなかった場合の採算
・内インテグラル - 外インテグラルからドコへ行くか
  ① 中モジュール - 外インテグラル :キーエンス
  ② 中インテグラル - 外モジュール :インテル
  ただし②を自社では想定したが業者参入を受け
  市場がモジュールーモジュールとなってしまった事例(N田さん)があった
  やはり、他社に真似できない技術を持っている、または持てるのか
 
・顧客の価値観を変える、顧客相手を変えてしまうことはできないか‥
 
<本日まとめ(自分の)>
・バリューネットワーク:顧客がダレだからどの様なネットワークを作るのか (前回に続き)
・製品アーキテクチャの分析は現状を把握するのに適しているが、今後の展開は
 バリューネットワークの考え方で発展させる方がBetter 
 
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本日は授業の後が、ゼミのOBOGによる「○○ゼミはどんなトコ」でした。
この記録も自分用ではなく、もう少し広げてみる必要を感じました。。
方針変更が大になりますが…
以下、自分の御礼メールより抜粋
 
昨日は、皆様お忙しい所にOB・OGの方によるゼミ紹介・その後の懇親会と、誠にありがとうございました。
 
正直な所、今のMBA生活はゼネラルマネジメント/ ケースプロジェクト/ RST など目の前のことへ注力して
しまっていたことから、最近ではすっかりゼミや論文への意識が飛んでしまっていたのですが、
お話を聞くことでMBA生活1.5年(2年)間の全貌をイメージして毎日を取組まなくてと再認識させて頂きました。
(各ゼミ紹介後の質問が少なめだったのは、皆私と同じだったと思われます、ご容赦ください‥)
 
「ケースプロジェクトは以前は無かった」「今度のゼミの先生は受持ち経験、2回目以上」など
皆様のお話を聞くことで、神戸大学MBAのプログラムはどんどん変わっていること(進化)を実感しました。
そして、今回のMBA Cafeによるゼミ紹介は毎年あるのかと思い、聞いておりましたが本年からの取組み
ということで、先輩達も卒業してもなお新しいことに取り組まれていることに、驚きました。
我々は学校や先輩達の歴史の上で学んでおり、ただ頑張っていれば良いのではなく、この貴重な場で学べること
に感謝しなくてはならないと思いました。
 
今後も日々の学業に(楽しく)悶え苦しむと思われ、なかなか今の神戸大MBAを先輩方へフィードバックする
機会がありませんが、今後ともお付き合い頂ければ幸いです。(facebook, ブログなど工夫するように致します)
他にも、今回の件で御礼を送付すべき方々が多くいらっしゃると思いますが、酔いの無作法で全員の方と
名刺の交換をしなかったこともあり、御礼をお伝え頂ければ幸いです。