オペレーション・マネジメント④⑤⑥
英文ケースを読んでの宿題はシンドイですが、M岡さんからは
K大MBAで、一番実践に近い授業! 心して望むべしとのアドバイス。。
少し、怠けかけてましたが、クラス内でも積極的&効果的に発言するようにします!
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HBS ケース: Donner Company
<まずケースの概要を言えるように>
・製品はなにか? : Print Circuit Breaker を販売
・オペレーションの特徴は? : 原材料 → ドリル → 組込み → 検査
(社内のオペレーションの話)
◉ Case for Action: 問題の兆候を見つけ、数値で説明する
→ これが、社内での討議を具体的にさせる
< Delivery >
WIP = 3.7wks 、 納品CT > 4wks、
平均で9日の遅れ
競合他者は4wksで納品、自社は 4wk だったり、5wk も発生している。。
3wks< 1000 57/60 orders
5wks< 1000 3/60 orders
月末に出荷が集中 50% ← コレは怪しいけど 明確な問題事項の兆候ではない
< Quality >
工程でのDefect 7% = 1 % scrap + 6% rework
Aftershipment 3% = 0.3% scrap + 2.7% rework
Total = 1.3% scrap + 8.7% rework → k$44.6 (⇔ profit k$26)
< Productivity / Cost >
15%が SVの移動時間
Set Up時間が多い 24% Setuptime running time
Drillの時間が長い ← コレは怪しいけど 明確な問題事項の兆候ではない
9月 本体工数 1531.7 H
9月 18人+ (4×0.9) = 21.6人 ×21日 × 8時間 = 3628H (42%しか稼働していない!)
WiP:k$35.5 , λ= (k$770 + k$232 ) /2 = 501K → CT= 3.7wks
◉ Problems & Recommendation じゃあ、何が問題でどうしたら良い?
・Delivery
多品種少量 = 大量生産 + 小品種大量
・Quality
Manual がよくない 、Inspction が遅い
・Productivity
Set -up が頻発 、人員の移動、 Bottle neck
◆ 結局どうすればいいの?
品質向上: 小ロットの受注をやめる / 品質基準を作成する
生産性向上: ボトルネックの Drillにおいて、昼夜の2交替制を提案する
(特急対応製品は、夜間にManual Drill 職場 で 行う)
ケース2:バリラ社
Step1: ケース概要
製品:パスタ 特に乾燥パスタ 特徴は、長期保管が効くこと
顧客:物流業者 & 小売業者
プロセス: 工場 → CDC →物流業者 → マーケット→ 消費者 (社外オペレーション)
Step2: Symptom
・在庫があるのに、品切れが発生している
・物流業者からの注文に波 (トラック1台 だったり、5台だったり…)
・内部コスト:在庫経費が高い
(→ 提案! Just In Time Delivery JITDやろう!)
検証:
年間の売上(消費量)/週は、 300/週
2/3W ~ 1500/300 ≒ 50
平均 800/300 ≒ 2.7 wk ⇒ 数値で、Symttom を説明する
※ Symptomは、「何かおかしい・問題」ではNG、問題を示す根拠 Good!
Step 3: 問題はなにか?
問題:下流は平均から触れていない → 上流に行くにつれて振れ幅大
原因:安全在庫を持とうとする→一般的に安全在庫を合わせると、倍数オーダーする
時間遅れ → 販売のSetUp、生産時間、
Transportation リードタイム
発注タイミングが遅れる
⇒ ビールゲームまたは、ムチ効果:
問題の起点から離れれば離れるほど影響が大きくなる
Step4. JITDに対する販売部門の反論に抗戦する
1. こんなプログラムが実行された販売量が横ばいになる
→ 安定したプロセスを売りに、販売促進を一緒にやりましょう
2. 販売促進を行えなくなるし、販売量を調整できないリスクがある
→ 販倍促進は事前に言ってもらったら対応する <なんだそれは…>
3. 洗練された関係を扱うレベルに至っていない
→ 扱うレベルになっていることを、一つ一つ説明する <なんだそれは…>
4. 物流業者の倉庫に空きが出たら、空きスペースが他者に持ってかれる
→ タイミングは当社しか知らない。 もう1品増やしましょう
◉ ロジカルな発言、討議
・ 質問には即答える。 答えながら考える
・ 感情的にならない。感情的になったら負け
・ 「Logic(Fact & Logic)は我にあり」のスタンス
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やっと見えてきましたが、この授業は論理的(ロジカル)な発言、討議 を
身に付けることが副テーマだったよう。
正直、M尾先生のロジカルが、まだわかりません。。
アメリカだったら1秒だ!だと言われますが・・・
ロジカルな発言というのが、自分のイメージと近づきません。
さぁ、あと3回の授業で見つかるか?!