経営戦略応用研究⑤⑥⑦⑧
本日、なんとAMはお休みでした。 通常予定であれば、緊張の初ゼミなのですが
担当教官の不在で休講。 昼食はゼミメートで、顔合わせはしましたが…
他ゼミの緊張感と比べると、正直不安になりました。。 どうなることやら。
(研究テーマは、FBで共有&コメントし合うことにしたけど)
AMお休みということで、1限タイムで学校の自習室へ。 (当然?!、Mさんがいました)
本日が、M2の修士論文の最終提出日でした。 今朝の時点での提出率は 約 40 /70人
とのこと。 最後の最後まで、遂行した論文というのはどういうモノなのか。。
自分にはまだまだ見えない領域です。 (あと、1年しかありません)
今朝のMさんからのアドバイス。 論文の質は、どれだけ論文を読んだに比例する。
良い論文を書いている人は日本の論文(全体の5%程度)だけでなく、海外の論文を
どんどん読んでいる。 早くから(諦めて)、海外論文を読み始めるべし。
来年の今日、どうなっているのでしょう。 。
************************************************
Strategy:のつづき
● エージェンシー問題
・プリンシパル(委託者)がエージェント(代理人)に業務行為を委任する関係で、
企業オーナーである株主が、企業経営を取締役に委任(所有と経営)するが、
必ずしもその利益が一致しないこと (ズレがおきる)
・では解消代案は? ガバナンスを効かすためにはどうしたら良いか?!
① ストック・オプション ② 社外取締役の配置
● T海バネ ← 最近、ほこたて にも出たらしい…
トレードオフ (強みと弱み) をはっきりさせる
資産回転率は悪い でも、売上高利益率で勝負する
価格競争をしないで、利益率を求めるために社会の変化に耳を傾ける
→ この戦略を、取れる会社と取れない会社 の違いは何か
● ある不動産投資会社の経営判断 (最終的に倒産した?)
前年の在庫 を翌年に販売できているかがポイント( 前年の在庫 < 翌年の売上高 )
2008年のリーマンショック 起きた時に、在庫を増やしてしまった
→ これをやった会社と、やらなかった会社 の違いは何か
3K(経験と感と度胸)も大切。でも、経営判断の指標 も大切な分かれ目となる
*************************************************
経営指標 PPMを中心に
・この表を使って、自社の全体、事業、サービスを評価する。
・どこに投資が必要か、どこをやらないかを 判断する(できる)ようになるべし
●Fフィルム と N田ゼラチン
・Fフィルムは、液晶フィルムを もう一度、花型に持っていく戦略
・化粧品・医薬品を、Dog から P-Child に持っていく戦略
・一方N田ゼラチンは一時の花形から完全撤退し、食料品(食品用ゲル化剤) に
● EBITDA
どうする?の事例
① 算定期間を長期にする ② 指標をどれにするか ③ NPVを採用する
● 事例 (Z社の経営戦略)
方針:
格付けA-を維持、DPSを
エクイティファイナンス (新株発行) したくない
デット・ファイナンス (社債、借入) したくない 150 借りたら A- からBBBのリスク
◎ さて、あなただったら、どうする??
手法1: 投資額の再精査
手法2: Dog の売却:いくらで売却できるか?
Valuation の結果、 理論株価 < 市場株価 ならば売りにいく
今回の結果のような、理論株価 > 市場価格の場合、株価の売却を行うと株主への背任になる
ので、売却は✕ または、エクイティファイナンスも実施できなくなる
産業資材部を売ることができるか? 現社長の出身事業部(ムズカシイ)
手法3: 次は、キャッシュカウの産業を売却する!
*************************************************
DCF法 に基づく :世界のデファクトスタンダードになっている
FCFの算定方法 の 再確認 これもスタンダード
*************************************************
M社 戦略分析
M社 A様(執行役員) コメント
・分析を行っても、結果が事実であることを認識しましょう。(外れることがある!)
・M社 貯めてきた預金をどうするか? むしろ使えていない。そこが問題。
・皮膚科領域 にメガ・ファーマがくるかどうか? 市場の大きさから絶対やらない
・メガとは良い関係を作っている。 仕事を持ってきてくれることがある
・人間が不足している。
・固定資産 少ない(土地、建屋) 自社ビルを持たない
・販管比率は、逆に増えるが、資産の持ち方に良さがあると言える
・機材がちがう。塗りごごち。地道にコツコツやることで、開かれた道